こんにちは!暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今月も健康な笑顔で過ごせるように、予防歯科の大切さをお伝えしていきます。
日本ではあまり知られていませんが、スウェーデンは虫歯や歯周病が少ない予防歯科の先進国です。
日本の虫歯の本数の割合は9.5本、歯周病は80%罹患してるのに対して、スウェーデンは3.6本の20%でなんと虫歯は日本の半分以下、歯周病にいたっては、日本の1/4以下しかありません。
スウェーデンでは子供の頃から「歯の疾患は予防するもの」と教えられているので、虫歯、歯周病予防は必要だと思っている国民の割合は非常に高いです。
一方日本ではまだまだ対症療法としての治療が主流なので、虫歯、歯周病予防が必要だと答える人の割合はそこまで高くないです。
また、後日に詳しくご説明できたらと考えていますが、1度歯の治療が必要になってしまうと再治療のリスクが一生付き纏うことになりやすいです。
なので未然に防ぐ(予防)が重要となります。
以下に予防先進国スウェーデンと日本の現状の違いについてまとめてみました。
定期歯科検診の受診率
スウェーデン:
子供の定期検診受診率: 約90%以上
スウェーデンでは子供たちの定期歯科検診が義務付けられており、学校での検診や地域の歯科医院での検診を受けることが一般的です。
成人の定期検診受診率: 約70%程度
成人も定期的に歯科検診を受けることが推奨されており、年1回以上の受診が一般的です。
日本:
子供の定期検診受診率: 約50%〜60%
学校での検診が主な手段となります。歯科医院受診は知己さなどが大きいのが現状です。
成人の定期検診受診率: 約30%〜40%
成人の定期歯科検診の受診率は比較的低く、年1回以上の受診をする人は少数派です。特に忙しい働き盛りの年代では受診率が低い傾向にあります。
定期検診の仕組みと推進
スウェーデン:
子供: 学校での検診が義務化されており、自治体が積極的に取り組んでいます。フッ化物塗布やシーラントの施行も行われます。
成人: 歯科医療が保険制度に組み込まれており、費用の負担が少ないため、定期検診を受けやすい環境が整っています。
日本:
子供: 学校での検診が行われていますが、地域差が大きく、検診後のフォローアップもばらつきがあります。フッ化物塗布やシーラントの施行は一部の地域に限られます。
成人: 歯科医療は主に民間で提供されており、自己負担が発生するため、受診へのハードルが高くなっているのが現状です。
今回は予防先進国スウェーデンについてのお話でした。
予防の大切さが数字で見るとより実感できますね!
当院もなってからの治療ではなく、未然に防ぐ予防歯科を目指しております。
最新の知識と、最新の機器を用いた予防歯科にぜひご来院ください。
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あらい歯科こども歯科 院長
新井洋平
瑞穂区 南区 新瑞橋 桜本町 歯科 予防歯科